新幹線もダメダメです。
17日午後1時56分ごろ、宮城県内の仙台―古川間を走行中の下りの東北新幹線で一時的な停電が起き、非常ブレーキが作動した。列車は立ち往生が続き、乗客約800人は上り線路を使って横付けされた救援用車両に乗り移り、約3時間後に仙台駅に戻った。この影響で東北、秋田、山形各新幹線は6時間近くにわたって全線が上下線ともストップ。
出ましたね、何かあったら止めりゃいいの精神。その「何か」が起こらないようにする備えや対策が何もない体質。「何か」が起こっても安全第一という言葉を盾にして電車止めりゃ万事OK、客に迷惑かけようがクレームでようが客が減ることは無いから何度でも繰り返す。たまったもんじゃないです。
「異常があって止めなきゃ止めないで文句言うくせに、止めたら止めたでまた文句言う。どんだけ自分勝手なんだ。」という、JR東日本寄りの意見がニュースサイトのコメントに散見されましたが、そもそも異常があること前提なのがおかしい。「異常があっても止めるな」なんて言ってない、「異常って何なんだ、頻発しすぎだろ」と言いたいんだ。それに加えて駅員の対応も酷いのだから文句言いたくもなるでしょう。
異常とやらが発生しないように日々点検してないんですかね?在来線も点検だのトラブルだので頻繁に止まるからしてないのかな、「何かあったら止めりゃいい」って感じでね。
そして止めなきゃならないにしても6時間は長すぎる。「何かあったら止めりゃいい」という考えにしても流石に長過ぎる。止めるなら少しでも早く運転再開できるような備えがあっても良さそうだけどそれすら無い。「何かあったら止めりゃいい」どころか「何かあったらそんとき考えりゃいい」ってことなのかな。
そんな考え方では、いつか絶対に取り返しのつかない「何か」を起こすでしょう。実際、いつぞやの電化柱倒壊がそれに近いわけですから。